このご時世、緊急事態宣言が解除されたといってもホテル利用に感染の不安を感じる人も少なくはないと思われます。
そんな中3密(密閉・密集・密接)が「見える化」としてホテル業界で必ずと言ってもいいほど利用されるWEBサービスがこの2020年6月1日から配信が始まりました。
今話題になっているサービス2選をご紹介いたしますのでせひ参考にしてみてください。
その1.ホテルでの従業員向けや宿泊者にも利用できるITサービス「ease(イーズ) 」
株式会社メディアウェイブが開発し、密を「見える化」として感染のリスクを軽減する目的で作成されたITサービスです。
マルチデバイス対応なので館内幅広く色んな場所で状況確認ができる
入り口付近に設置されたカメラが入場者と退場者の人数をカウントし、リアルタイムでレストランや大浴場での混雑状況を把握します。
従業員やお客様の利用にあたっては自身のスマートフォンや館内TVで混雑状況を閲覧できるので、どこにいてもすぐに確認できます。
フロントスタッフや清掃チームによる業務もより効率的に実施することができます。
「ease(イーズ)」の使用について
こちらの混雑状況については館内のネットワーク範囲内での使用のみ可能となります。
コロナ対策費用で予算もかかってしまいますが、初期費用ゼロのプランもあります。
・レストランの場合ー月額2万9000円〜
・大浴場男女2箇所の場合ー月額3万8000円〜
と大規模な投資も必要ないので、導入しやすい新サービスとなっています。
参考URL:http://hoteresonline.com/articles/8856
参考URL:https://mediawave.co.jp/service/lp/easecrowd/
その2.スマートフォンで3密が確認できるサイトを星野リゾートがサービス配信
お客様自身のスマートフォンで大浴場の混雑を把握でき、入り口付近にセンサーを設置しIoT(アイオーティー)デバイスにてリアルタイムでお届けします。
混雑状況を3段階に分けて知らせてくれるので、利用客の集中を避けることが可能になります。
お客様に感染という不安からのストレスを少しでも緩和し、安心してご入浴していただけるサービスです。
IoTデバイスの特徴
・人数の正確なカウント
・リアルタイムにクラウドとデータ連動可能
・さまざまな設置条件に適応できる自由度
・お客様の目に入ることを考えて、可能な限り小さく、デザイン的にも違和感がない外装お客様自信のスマートフォンで簡単に確認することが可能です。
対象施設は15施設
・界(津軽・熱海・阿蘇を除く)
・星のや軽井沢(メディテイションバス)
・リゾナーレ熱海
※今後も他の施設に導入をどんどん展開していく予定です。
使用について
スマートフォンでQRコードを読み取り、Webで閲覧ができるのでわざわざアプリをインストールしなくても大丈夫です。
宿泊者のみにしか閲覧できないようにシステムに制限がかけられているので、部外者に漏れることなく安心に利用することができます。
参考URL:https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2020/06/90445.html
参考URL:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/04146/